第1課 Slackware をインストールすべし!

よく来た! 諸君の入門を歓迎する。

さて、”Linux 環境構築バキバキツアー” と題して、Slackware (Linux ディストリビューションの一種) バージョン 13.37 をインストールし、Gnome デスクトップ環境と依存ライブラリをひたすらソースコードからコンパイルしてインストールする、という内容のツアーを行う! これで新米管理者の諸君も、一般ユーザーのワガママに応えられるようになるぞ! 立派な管理者目指して奮激勉励せよ!

では早速 Slackware をインストールする! 適当なマシンがないので、手元の Windows XP マシンの VirtualBox を活用する!

Slackware のインストールイメージは適当な FTP サイトから持って来る。今回は奈良先端科学技術大学院大学の FTP サイトからダウンロードした。ありがとう!

なお、VirtualBox インスタンスの設定は以下のようにした:

  • 名前: Slackware 13.37
  • OSタイプ: Linux 2.6
  • メインメモリ: 512 MB
  • 起動 ハードディスク: Slackware 13.37.vdi (標準, 20.00 GB)

また、ネットワークアダプタの “割り当て” は “ブリッジ アダプタ” を選択した。

では Slackware のインストールに移ろう。

  1. Slackware インストールディスクから起動すると、boot: というプロンプトが出る。そのままエンターを押す。
  2. じきにインストーラが起動する。キーボードマップ選択のプロンプトが出る。US キーボード以外のキーボードマップを選択したければ、1 を入力する。
  3. 選択が終わると、入力テスト画面になる。問題なければ行頭に 1 と入力してエンター、選択し直したければ 2 だ。
  4. slackware login: というプロンプトが出たら、root と入力する。

さて、Slackware は漢仕様のため、ディスクパーティションを勝手に切ってくれたりしない。全てセルフサービスだ! 面倒なので、作業ログだけ載せる:

root@slackware:/# ls /dev/sda
/dev/sda
root@slackware:/#fdisk /dev/sda
Device contains neither a valid DOS partition table, nor Sun, SGI or OSF disklab
el
Building a new DOS disklabel with disk identifier 0xed61a8f8.
Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
After that, of course, the previous content won't be recoverable.

Warning: invalid flag 0x0000 of partition table 4 will be corrected by w(rite)

Command (m for help): p

Disk /dev/sda: 21.5 GB, 21474836480 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 2610 cylinders, total 41943040 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0xed61a8f8

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System

Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4, default 1):
Using default value 1
First sector (2048-41943039, default 2048):
Using default value 2048
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (2048-41943039, default 41943039):  +200M

Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4, default 2):
Using default value 2
First sector (411648-41943039, default 411648):
Using default value 411648
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (411648-41943039, default 41943039):  +2G

Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4, default 3):
Using default value 3
First sector (4605952-41943039, default 4605952):
Using default value 4605952
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (4605952-41943039, default 41943039):
Using default value 41943039

Command (m for help): t
Partition number (1-4): 2
Hex code (type L to list codes): 82
Changed system type of partition 2 to 82 (Linux swap)

Command (m for help): a
Partition number (1-4): 1

Command (m for help): p

Disk /dev/sda: 21.5 GB, 21474836480 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 2610 cylinders, total 41943040 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0xed61a8f8

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048      411647      204800   83  Linux
/dev/sda2          411648     4605951     2097152   82  Linux swap
/dev/sda3         4605952    41943039    18668544   83  Linux

Command (m for help): w
The partition table has been altered!

Calling ioctl() to re-read partition table.
Syncing disks.

以上の操作により、20 GB のディスク上に、大体 200 MB と 17.8 GB の Linux パーティションと (順に /boot, / に使う) 2 GB のスワップパーティションが作成された。訳が分からないかも知れないが、ヘルプを読んだりなんだりしてみることだ!

作成したパーティションを ext4 で初期化する:

root@slackware:/# mkfs.ext4 /dev/sda1
mke2fs 1.41.14 (22-Dec-2010)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=1024 (log=0)
Fragment size=1024 (log=0)
Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks
51200 inodes, 204800 blocks
10240 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=1
Maximum filesystem blocks=67371008
25 block groups
8192 blocks per group, 8192 fragments per group
2048 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
        8193, 24577, 40961, 57345, 73729

Writing inode tables: done
Creating journal (4096 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 27 mounts or
180 days, whichever comes first.  Use tune2fs -c or -i to override.
root@slackware:/# mkfs.ext4 /dev/sda3
(以下省略)

スワップパーティションも初期化する:

root@slackware:/# mkswap /dev/sda2
Setting up swapspace version 1, size = 2097148 KiB
no label, UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxx

では setup と入力して、インストーラを起動しよう!

  1. ADDSWAP を選択してスワップパーティションを追加する。自動的に swapon コマンドを発行し、fstab にレコードを追加してくれる。
  2. 次にルートパーティションの選択画面に遷移する。ここでは一番大きな /dev/sda3 を選択する。すでにフォーマットしてあるので、フォーマットの要否確認では “No” を選ぶ。次に /dev/sda1 を選択する。これもフォーマット不要。マウントポイントは “/boot” だ。
  3. インストール元メディアは Slackware CD or DVD を選ぶ。ドライブの検出は auto.
  4. いよいよパッケージの選択に移る! “Base Linux System” と “Program Development (C, C++, Lisp, Perl, etc.)” と “Networking” を選択する!
  5. Prompting mode は “full” を選択する。余計なパッケージを削ぎ落としたいところだが、”menu” を選ぶとどうもうまくセットアップできなかった。
  6. レスキュー用の USB ブートディスクを作成するか聞かれるが、遊び用なので不要。Skip を選択する。
  7. Install LILO は simple, standard. Optional LILO append line は何もなし。
  8. UTF-8 text console? は Yes.
  9. LILO のインストール先は MBR.
  10. マウスは USB. GPM の自動起動は No.
  11. ネットワークの設定は、ホスト名が slackware, ドメイン名が localhost. IP アドレスは DHCP で取得するようにした。
  12. Confirm startup services はそのまま。
  13. Console font configuration はしない。
  14. 時計は UTC にセットする。タイムゾーンは Asia/Tokyo.
  15. root パスワードを設定するか聞かれるので、当然 Yes.

以上でインストール完了! reboot と入力して再起動する。

ではまた次回!

(コウヅ)



グルメ

広告

第1課 Slackware をインストールすべし!」への6件のフィードバック

  1. 1文字コマンドの解説もないからこいつはただログ貼ってドヤァしたいだけなんだなって思いました。
    ls /dev/sdaじゃなくてせめてls /dev/sd*だろとか

    • 厳しいご指摘ありがとうございます。VirtualBox で、例示した設定で仮想マシンを作成すれば /dev/sda になるだろう、という想定でした。ls してるのは単なる前置きみたいなものです。あと、fdisk の解説を含めると冗長になってしまうので、とりあえずこの内容通りに入力してもらえれば、という思いで書きました。何しろ、これから Linux を始めたい、という人のお役に立てれば、と思って書き始めたものですから、あまり細部にこだわりすぎるのもどうかな、と(手抜きとも言えますが)。とはいえ、このシリーズ自体ひどい構成で行き当たりばったりな展開なので、初心者の方のため、という目的は全然達成されていないように感じます。せっかく読んでいただいたのに申し訳ないです。精進いたします。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中