第16課 GUI 環境をチューンアップする!

Xfce が不完全ながらも動作するようになりました。もう一息で快適な GUI 環境が手に入りそうです。

前回表示されないアイコンが多いことに気付いたので、まずはこれを直します。Xfce の警告文で提示された http://icon-theme.freedesktop.org/releases/ から必要なファイルをダウンロードし、インストールします:

dojomaster@slackware:~$ wget -P pkg/ http://icon-theme.freedesktop.org/releases/hicolor-icon-theme-0.12.tar.gz
(中略)
dojomaster@slackware:~$ tar -C src/ -xzf pkg/hicolor-icon-theme-0.12.tar.gz 
dojomaster@slackware:~$ cd src/hicolor-icon-theme-0.12/
dojomaster@slackware:~/src/hicolor-icon-theme-0.12$ ls
dojomaster@slackware:~/src/hicolor-icon-theme-0.12$ ./configure && make
(中略)
dojomaster@slackware:~/src/hicolor-icon-theme-0.12$ sudo make install
(中略)

これでバッチリかと思いましたが、xfce4-settings-manager を起動してみると、まだ半分くらいしかアイコンが表示されません。特にエラーメッセージも出力されないので、どうしたものでしょう。まあアイコンがなくても何とかなるだろう、ということで、放っておきます。

以前時計がずれていることに気付いて直しましたが、ハードウェアクロックへの書き込みを忘れていましたので、もう一度直します :

dojomaster@slackware:~$ sudo date 03011404
Thu Mar  1 14:04:00 JST 2012
dojomaster@slackware:~$ sudo /sbin/hwclock -w --utc

VirtualBox の設定で “ハードウェアクロックをUTCにする” を選んだので、 “–utc” オプションを渡しました。

さて、現状だと CLI でユーザログインして、それから startxfce4 を起動するという具合で、少し不便です。そこで、グラフィカルなログイン画面を提供してくれるディスプレイマネージャがあれば便利です。

ディスプレイマネージャにはいくつか種類がありますが、手っ取り早く X Window System 標準の XDM を使うことにします。何はともあれ、XDM を起動してみましょう (X をシャットダウンしてから):

dojomaster@slackware:~$ sudo ps ax | grep '[s]tartxfce4'
Password:
 2236 tty1     S+     0:00 sudo startxfce4
dojomaster@slackware:~$ sudo kill 2236
dojomaster@slackware:~$ sudo xdm

何ともノスタルジックな画面ですが、気にせずログインしてみましょう。なお、パスワードはエコーバックされません。…………………ログインには成功したようですが、先に進めません。でたらめなユーザ名を入力すると違った反応が見れますが、先に進めないことに変わりありません。

xdm のマニュアルによると、ログイン画面の後、Xsession というファイルを実行するようです。/usr/local/lib/X11/xdm/Xsession を開いてみると、$HOME/.xsession があればそれを実行することが分かりました。~/.xsession が存在していたので開いてみると、何故か GPG の設定がありましたが、それだけでした。

Xsession が終了するとまたログイン画面に戻る仕組みなので、この ~/.xsession の中から startxfce を呼び出せばよさそうです。試しにそのように編集します:

dojomaster@slackware:~$ echo `which startxfce4` >> ~/.xsession

この状態で再度 XDM からログインします。すると、今度はログイン画面から先に進み、Xfce が起動しました。簡単ですね。

さて、一般ユーザで文字化けしない Xfce 環境にログインしました。初回ログイン時にデフォルトの Xfce パネルにするか、空のパネルにするか聞かれます。デフォルトを選んだところ、パネルは表示されたものの、画像の表示が明らかにヘンです。

パネル以外の表示は問題ないので、パネルが依存しているライブラリが問題なんでしょうか。試しに garcon 0.1.10 と libwnck 2.24.2 を入れてみましたが、効果はありませんでした。少し古いバージョンの Xfce も試すべきでしょうが、面倒臭いので、別にパネルなんかなくてもいいや、と開き直ることにしました。パネルの設定をコントロールパネルで変更し、全項目削除、極小サイズ、しかも自動的に隠れる、という風にしてやりました。忌々しい。

XDM でログインできるようになりましたが、Slackware 起動時に xdm も起動して欲しいですね。/etc/inittab を編集し、デフォルトランレベルを 4 にします。あと、/etc/rc.d/rc.4 の xdm のフルパスを、/usr/bin/xdm から /usr/local/bin/xdm に変更しておきます。

次は日本語化です。これは ~/.xsession の中での startxfce4 呼び出しの直前に、 “export LANG=ja_JP.UTF-8” を追加すればめでたく日本語表示になります。びっくりするほど簡単です。

GUI が大活躍する場面の 1 つは Web の閲覧でしょうか。これは CLI だとつらいですからね。

というわけで、次回 Firefox をビルドします。お楽しみに!

(コウヅ)



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