フグも愛せよ! OpenBSD 5.4 をデスクトップ PC として使っちゃおう!

openbsd54_xfce4

さて、OpenBSD です。トゲトゲだらけのキモカワイイ、パフィー君がマスコットの怪しい OS です。ルーター用の OS として人気があるような気がします。PF (Packet Filter) は FreeBSD にも移植されました。

かつてはインストールするだけでも大変!て感じだった気がしますが、今はどうなのか、いっちょ試してみました。結果から言うと、VirtualBox は何ら問題なし。MSI の U135DX というネットブック(すでに懐かしい響き!)にも USB メモリ経由でインストールできちゃいました。拍子抜けするほど簡単!ただ、パーティショニングを自動にすると、異様に細かく分けようと提案してくるので、/usr/* は全部 /usr にまとめました。

※ live usb イメージは http://liveusb-openbsd.sourceforge.net/ で入手できます。

せっかくインストールしたので、表題の通り、デスクトップ PC としての環境を整えてみます。

まず Ports ツリーを /usr/ports に展開します。*BSD 系ではお馴染みの仕組みらしいですが、要は色んなソフトウェアの依存関係を調べて必要なソースコードをダウンロードしてコンパイルしてインストール、という一連の作業を自動化してくれる仕組みです。中身は Makefile. 詳しくはマニュアルを読んでね!

Ports を展開したら PKG_PATH 環境変数に最寄りの OpenBSD ミラーサイトを設定します。僕はとりあえず /etc/profile に書いておきました。なんちゃって root なので、こういうのってどこに書くべきか悩んじゃいます。ついでに LANG に ja_JP.UTF-8 を設定しておきます。ともあれ、 PKG_PATH を設定すると、pkg_add コマンドでバイナリパッケージをズバッとインストールできます。要は yum とか aptitude みたいなもんですね。パッケージの検索は /usr/pots で make search key=hoge とするようです。 詳しくはマニュアルを読んでね!

どんなデスクトップ環境(Gnome, KDE, Xfce 等々)を選ぶか、ですが、軽量そうな Xfce にしました。インストールは至って簡単で、pkg_add -v xfce-4.10 とするだけ。すごい!で、VirtualBox やら物理マシンやらの画面で直接 Xfce を起動するなら、~/.xsession に startxfce4 と書いて XDM を起動すれば良いんですが(LANG とかもついでに書いとくといいと思います)、今回は VNC でリモートマシンから操作できるようにします。

最初は Xvnc を使って XDM だか GDM だかの画面も VNC に表示させようと思ったんですが、何故か OpenBSD 5.x には Xvnc が用意されてないみたいです。しょうがないので、OpenBSD コミュニティおすすめ(?)の方法、Xvfb + x11vnc を執ってみました。

以下のスクリプトを用意します:

export DISPLAY=:1
Xvfb :1 -screen 0 1152x864x24 &
/usr/local/bin/startxfce4 &
x11vnc -display :1 -bg -nopw -listen localhost -xkb

Xvfb で仮想的なスクリーンを用意して、そこに Xfce を描画して、そのスクリーンに VNC クライアントから接続できるよう x11vnc で待ち受ける、ということみたいです。で、この OpenBSD マシンに接続するクライアント PC からは、まず以下のように ssh で接続します:

ssh -L 5900:localhost:5900 <ユーザー名>@<openbsdのアドレス>

Windows の場合は putty で同じことができます。確か port forward だかなんだかいう項目があったはず。ssh でログインしたら、上のスクリプトを起動します。 あとはローカルの VNC クライアントを起動して、自分自身 (localhost) に接続すると、あら不思議、Xfce の画面が表示されます。

そのままだと日本語のフォントがヒドイので、フォントを設定します。/usr/ports/fonts/ に ja-* というパッケージがあるので、pkg_add でインストールしましょう。それから Xfce のコントロールパネルで appearance の設定です。IPA UI ゴシックが無難です。

日本語の入力は anthy にしてみました。xfce を起動すると iBus も一緒に起動するので、ibus-anthy-1.5.0 をインストールし、iBus のコントロールパネルで anthy と Japanese を追加しましょう。Ctrl+space で日本語入力(anthy)と直接入力 (Japanese) が切り替えられます。

ノート PC に OpenBSD をインストールした場合、電池の残量が表示されると便利です。xfce4-battery-1.0.5p1 というパッケージがあるので、これをインストールして、Xfce4 のパネルの上で右クリックし、パネルの追加を選択、バッテリー残量のパネルを選択して下さい。他にも CPU 使用率やらメモリ使用率やらを表示するパネルがあるので、入れてみると良いかもしれません。

Web ブラウザは firefox-22.0 のパッケージが利用できます。日本語化するには、firefox-i18n-ja-22.0 もインストールします。するとご親切に言語の切り替え方を案内してくれます。Firefox を起動し、アドオンの一覧を表示します。言語の一覧から Japanese を有効にします。続いてアドレスバーに about:config と入力し、 general.useragent.locale に ja-JP をセットします。そして Firefox を再起動すると、メニューが日本語になります。

openbsd54_firefox

Firefox の最新版は 25.0.1 なので、何とかこれをビルドしたいんですが、どうなるやら。

※ Firefox 25.0.1 をビルドしました!
OpenBSD 5.4 に Firefox 25.0.1 をインストール!

(コウヅ)

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